まうかなる

<まさに山援隊>
2013年6月

渓太
(11歳4ヵ月)
悠太
(9歳10ヵ月)
碧惟
(6歳4ヵ月)
梓翠
(1歳5ヵ月)

6月・・・梅雨に入り、鬱陶しい 
6/8(土) この日は、水泳スポ少のプール掃除を終え、車中おにぎりランチで、狩野川にアユ釣りに向かいます。小生の会社先輩に今年のアユ釣り事情をリサーチした結果、東部がイイということが分かったため、十数年ぶりに狩野川に車を走らせることにした。往路、ランチは沼津の“松福”でとんこつラーメン、オヤツは伊豆長岡の“黒柳”で蒸したての温泉まんじゅうと既にゴールデンコース(笑)。ポイントに着くと、貸し切り状態。淵や瀬で泳ぐアユの姿が目に飛び込んできます。
 山援隊は淵や瀬で泳いで遊んでいましたが、最後に隊長、副隊長がドブ釣りでアユを釣りあげたのでした!

偏光レンズをかけてご機嫌の隊長
偏光レンズをかけて運転すると、対向車のフロントガラスの反射がなくなり、社内が良く見えることを隊長が教えてくれた。

ここからが、山援隊6月のメインイベント!
 さて、山援隊と名付けたのを隊員には伝えないまま7年半が経過している。山援隊の由来は、海援隊、陸援隊のパクリなのだが、「いつかは山渓で一緒に遊びたい」という小生の思いがある。
 
 山援隊隊員もたくましくなった。
そこで、今年、富士山に登ることにした。偶然だが、この記事を書いている2013年6月22日、富士山が世界文化遺産に登録された。だから登るのでなく、ずっと前から決めていたのだ。

 今までのピークハント最高到達点は蕎麦粒山(2012年11月)である。富士山は言わずと知れた3,776m。高所順応をしておくべきなので、2,000m急を目指す。そう、行者ニンニク採りを絡めて、茶臼岳(2,604m)に登っちゃおう!と計画したのである。

 という訳で、6/15(土)、この日は、水泳スポーツ少年団のプール掃除。夜の練習は休ませてもらい、プール掃除が終わったら、速攻で、車中の人となり、おにぎりを食べながら、一路、畑薙第一ダム、沼平ゲートを目指す。
 着替えと飲み物とお菓子、ヘッドライト、タオル、カッパは隊員各自でパッキング。釣竿は小生の小さいザックを担ぐ隊長が引き受けた。ルーペや双眼鏡なんかも忍ばせたらしい。

 14:30沼平ゲート/出発

 15:00畑薙大橋/突入

 吊り橋突入から、約30分。
ヤレヤレ峠で小休止。吊り橋を渡ってから、それなりの登りが続いたので、この小休止はJustなタイミングです。
 着ていた長袖を脱ぎ、水分補給をして、一息つきます。
 みっちゃんのアドバイスで持たせた笛が思いの外、人気でした。3人でいろんなリズムを奏でながら、楽しみつつ高度を上げていきます。みっちゃんのアドバイスに感謝!!
 ここから、しばらく歩くと、清冽な渓水が流れる河川沿いの道になります。

15:30ヤレヤレ峠着

18:45横窪沢小屋着。ほぼ標準タイムなのがスゴイ!!
飯盒でご飯を炊き、道々採ってきたウドとタラノメのテンプラにPartyで盛り上がりました。


「明日は2,600mだぞ!」という訳で、早めの就寝。小生はウィスキーの水割りでマッタリ。
この光景、今でこそ整然としていますが、小生が寝る頃にはバラバラで、
朝起きた時には、事務局長のシュラフスペースを隊長が奪っていました。


6/16(日)、登頂を諦め、ゆっくり朝食をとり、出発です!下山ね・・・
07:30横窪沢小屋発

 横窪沢小屋を出発してすぐ、風向きが変わった。小生は直感的に「晴れる!」と思った。山援隊に「こりゃ、晴れるぞ。今から頂上目指してみるか?」と問いかけるも、既に下山モード。唯一、隊長が「オレは別にイイけど・・・」と消極的賛成を口にしたが、副隊長、事務局長は嫌なようなので、下山することにする。
 途中、何回か、「ホントに帰るってことでイイね?」と確認する。到達地点は、1,600m。来月富士山に登るための高所順応なので、これでは、高所順応になっていないのだ。

 結果的に、横窪沢小屋での下山が大正解!この時間帯で、茶臼岳山頂を目指していたら、帰宅が相当遅くなったに違いない。山援隊が体力的にももったかどうか・・・

 という訳で、小雨の中を、一気に下る・・・と危ないので、ゆっくりゆっくり下って行く。隊長が「登りと下り、どっちが大変?」と聞くので、間髪入れず「下りだよ」と答える。思わずペースが上がってしまう、膝への負担、滑落リスク等、下りの方が大変だと思っている。

 登頂を断念したこともあり、あわよくばイワナを釣らせようと思って、一点、竿を出すが、音沙汰なし。その間、山援隊は岩場遊びを楽しんでいた。普段じゃこんな環境で遊べないからね!
 「これがホントの“南アルプスの天然水”だよ」って言ったら、隊長が「お母さんに持って行ってあげよう!」と言って、自分の水筒に水を満タンに組んでました。イイね!!

 


09:20ウソッコ沢小屋着 まだまだ元気です。
ちなみに往路、ウソッコ沢小屋→横窪沢小屋はピッタリ2時間。
復路、横窪沢小屋→ウソッコ沢小屋もほぼ2時間。


カラフルな出で立ちの山援隊とド派手なオレンジ色のマスタケ

 何本か架かっている吊り橋から、清冽な水を眺める。実は、往路、初めての吊り橋の上から渓流を眺めた時、隊長が「バッカ、キレイじゃん!」と目を丸くして、小生の方を振り返った表情が忘れられない。一緒に山渓歩きに来てよかった・・・と親バカ満足してしまったのでした。

 「もしかしたら、イワナやアマゴが石の下にいるかもしれないよ」と言うと、ますます目を凝らして流れを見つめています。

 この頃には、陽も差すようになった。小生の安物トレッキングシューズのソールがめくれてしまい、袴歩きのようになってしまった。みんなで山頂を目指していれば、今頃、登頂していたかもしれない。でも、それはまた今度ね!

隊長、副隊長にとっては、これもまたイイ思い出。帰路の林道で見つけたヤマカガシを手掴み。
 Yの字にした折れた木の枝で頭を押さえて、手で掴むと教えると、そのまま実行(笑)
 一瞬、みっちゃんのマムシ事件が頭をよぎったが、マムシじゃないからOK(笑)。 事務局長はドン引きでした。

11:45沼平ゲート着

最後の林道は長く感じたようで、「車まだぁ?」を代わる代わる連呼(笑)。行きはヨイヨイ、帰りはナントか・・・って感じかな?相当くたびれたこともあるでしょう。それにしても、林道ではタラ、ウド、ヘビイチゴを採ったりして寄り道しながらだから、横窪沢小屋から4時間チョッとってのは、大したもんだ!
 一番大きなザックを背負った隊長は荷物が重いので、オレが一番疲れたって言うし、自分が疲れたことを隠したい副隊長は、1年生でこんなに頑張った事務局長を褒めまくる。当の事務局長は腹が減ったし、トイレにも行きたくてほぼグロッキー状態・・・
 3人ともよく頑張りました!温泉で汗を流して帰ろう!
赤石温泉白樺荘に浸かって、疲れを癒します。ヌルッとした感触が気に入ったらしく、ニコニコしてました。

 腹が減ったので、駐車場でパスタを食べます。
バッテリーがあがってしまった車にチャージしていたら、隊長が「ヒルにやられた!」とのこと。みんなでヨモギの葉っぱを探して、葉っぱをこすって出た汁を傷口に擦り込みます。閑蔵のおばちゃんに教わった止血法です。
 帰路はほぼ自宅まで2時間グッスリ眠っていました。
今日は父の日。小生にとって忘れられない父の日になりました。ありがとう!

メインイベントの茶臼岳チャレンジが終わりましたが、アユ釣りは再チャレンジ。
「釣れるんなら私も・・・」と小生の母親も狩野川アユ釣りに参戦。20年ぶり位になるのかな?
前回同様、“黒柳”の温泉まんじゅうをハフハフしながら車中で頬張り、釣り場に到着。

結構、様になってる隊長、副隊長!

 隊長、副隊長は前回同様、泳ぎまくります。
淵に潜り、瀬に流れ、そのたびに、多くのアユが泳いでいることを自分の眼で確認しています。
 事務局長は、いわゆる高みの見物。
泳ぎに夢中の隊長、副隊長に「食べてイイ〜?」と聞きます。もとより、聞こえるはずもありません。みんなで食べよう!と言って持ってきたのに・・・それはそれで、陸上人の役得ということですね(笑)。「お兄ちゃんたちの分を残しておいてね」ということでお菓子解禁!
 ここでアクシデント発生。
小生の視界左側で、陸地から川にズレ落ちる人影。瞬時にお袋だと分かりました。「カナヅチだったよな?」と思うと同時に、冷静に状況を見極め、指示を出すも、本人パニックなので、飛び込んで救助。
 最後まで竿を放そうとしなかったのは、アユ吉オヤジの譲り受けかな?とは言え、最後は手放した・・・当然だよな。
 流出した竿を見つけたのは、隊長。小生が大岩の陰を探したが見つからず、時間が経って隊長、副隊長が探して見つけてくれが。ありがとう。
「あたしゃ、この年で初めて溺れたよ。死ぬかと思った。」とは小生母の弁。無事でよかった。

 前回に続き、隊長・副隊長はドブ釣りでアユGet!
どうやら、コツを覚えたようです。でも、釣れるアユの小さいこと。でも、引きはかなりのもんなので、遊べたんじゃないかな。

 釣り場を後にしたのは、17:45.もちろん、前日までに全ての宿題と月曜日の支度を終えることが約束でした。
 東名高速を使って帰宅予定するので、伊豆縦貫道を使ってこうと思ったけど、なかなか乗り口が表れない。Uターンして、R1ルートで沼津ICに乗りました。後から聞けば、伊豆縦貫道の乗り口は、さらに箱根側だが、沼津ICまでの時間は短いとのこと。それは後の祭りで、東名に乗ったら、家までカッ飛ばします。今夜は全員で手巻き寿司を楽しみます。ツマミは小生母の水没、まかり間違えば、新聞沙汰の水難事故でした(笑)

 さて、写真は、釣り翌日月曜日の夕餉。
大小入り混じった44尾のアユを全てフライにして、美味しく頂きました。

 今年も県中部の川は、アユ釣りの調子がイマイチらしいです。
小さくても釣れるんだったら、行っちゃうよなぁ(笑)

6/30(日)、小生英会話スクール先輩のお宅で開かれたBBQにお邪魔しました。
自給自足可能な菜園で採れた野菜をお手製のデッキで頂きました。激ウマ!

 さてさて、6月も終わりです。
副事務局長のシーンが少なかったですが、スクスクト育っております。今月あたりから、階段の上り下りが出来るようになりました。最初は、上り下りとも手をついていましたが、月の終盤では、手をつかずに上れるようになりました。
 家の階段は段差が大きいので、下る時には手をつきますが、外に出た時、低い階段は手をつかず自分の足で下れるようになりました。

 7月は富士登山の予定でしたが、9月に延期します。理由はマイカー規制により、アクセスが限定されるためです。世界文化遺産登録により、混雑不可避の山小屋泊まりをしないと登頂できないスケジュールになってしまうので、マイカー規制が解けてから行こうと思ったためです。
 まぁ、楽しみが先に伸びただけなので、富士山登山予定日は一緒に渓流釣りに行こうかと考えています。


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