翠まう碧く悠かなる渓
<2,604mの世界へ>
2020年8月
渓太 (18歳6ヵ月) |
悠太 (17歳0ヵ月) |
碧惟 (13歳6ヵ月) |
梓翠 (8歳7ヵ月) |
8/10(月・祝日)、ステンドグラス製作に行ってきました。静岡生まれで大正から昭和に活躍したステンドグラス工芸家、小川三知(おがわさんち)を慕う方々が開いてくれたステンドグラス製作体験に副事務局長と行ってきました。 このイベント、小生が勤める会社がスポンサーとなっており、間際に申し込み、参加可能となりました。コロナ禍でゆとりをもった配置になっていて、安心して遊べます。 |
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8/10(火)の夜、畑薙第一ダムサイトに到着。 途中、コンビニ2店舗におにぎりがない・・・お寿司やパンを買い込み、満点の星空を少し眺めたものの、正副事務局長は既にグッスリ眠っています。 翌朝、8/11(水)、登山指導センターの方に入山を話しつつ登山届を出すと、親子(娘2人)での登山が珍しいらしく、指導員が指導しているところを写真撮影したいとのこと(*^^)v バッチリご指導頂き、東俣林道を45分歩いて、畑薙大橋に到着です。 |
ヤレヤレ峠で一服して、上河内川本流に降り立ちます。水の流れが気持ちイイのですが、それを上回る日差しが降り注ぎます。 第一橋は先日の大雨で濁流に呑まれたと聞いていましたが、見事に渡れるまでに復旧されていました。山岳会の方々でしょうか・・・感謝です。 「南アルプス、行きたいなぁ」と副事務局長がいつとなく言ったことが今回の始まり(^^ゞ。近所のお姫平かどこかに行くような感じで言うので、「頂上まで行くには山小屋に泊まっていくんだよ」と言うと目を真ん丸くしてビックリしていたことを思い出します(笑) 副事務局長が、小2の時、途中まで登った事務局長を何とか口説いて、車中の人に。 |
山道はこんなです(^^ゞ 事務局長は、blooper back packs植田さんが作ってくれた男澤さん20リットルmodelのザックを、副事務局長は小生の源流釣り用サブザックを背負って、木漏れ日の中を歩きます。 後から分かったのですが、副事務局長の靴が小さいらしく、親指が痛いとのこと・・・何で、そう言う靴を履いてくるかなぁ(>_<) ともあれ、休憩でキャンディを交換しながら、事務局長が副事務局長を宥めたり賺したりしながら、ウソッコ小屋、中ノ段をやり過ごしてもうすぐ、横窪沢小屋が見えるか・・・ |
事務局長が見つけた、ハート形の崩落部。樺段から遠くに大無間山を望むことができます。 樺段で一服して、しばらくすると植生が変わってきます。そんな話を事務局長にしながら、茶臼小屋に向けて、後少し、頑張ろう! |
とうとう来ました、茶臼岳山頂2,604m! 稜線に出た時は、ものすごくイイ天気で、富士山まで見通すことが出来ました。 山頂に向かって稜線を進むごとにガスって来ちゃいました。 「山頂で食べようね!」と言った持ってきたフルーツゼリーを頬張り、オイラはウィスキー碑にかけ、山の神に感謝し、ゴクリ(^^ゞ ライチョウに会えればよかったんだけどねぇ・・・また今度だね(^_-)-☆ |
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ライチョウには会えなかったけれど、変わった色のカタツムリを副事務局長が発見しました。 茶臼岳、南アルプスの固有種かな? |
稜線では好きなだけ、雲を食べまくる副事務局長(^_-)-☆ そうそう、ワザワザ小さい靴を持ってきてしまったことは書きましたが、着替えのパンツも、長袖もみーんな家に忘れてきた副事務局長でもありました(笑) |
ニッコウキスゲのお花畑では、変顔で?記念撮影。 別の登山者から「茶臼小屋の周りは、ブスで一杯だ、ブスで!」と言われて、一同ポカーンとしていたら、 「あれだよ、アレ、トリカブト!」とフォローしてくれました。 でもって、そのブス(=附子と書く)の前ではブス顔で記念撮影。 「このブス、人も殺せるんだよ!」と教えると、「ブスなのに?」と「○○なのに」の使い方が間違っていると思われるリアクションで笑える(^^ゞ |
事務局長、ストック付きながら下りてくる姿は、TJARの選手みたいじゃないか!! 足の親指を痛がる副事務局長だけれど、絆創膏とテーピングで騙し騙し痛みを逸らし、休憩しながらゆっくり下ります。 途中、今から茶臼小屋を目指す登山者約20名とすれ違います。 |
チョッと余談。 リニア中央新幹線で静岡県が全国から注目されています。 工事用道路の東俣林道は崩壊か続き、とてもトラックが1日は何百台も通過できる状況ではありません。変わって河床に道路をつくっていますが、大雨が降れば一発で流されること必定です。 環境アセスもデタラメ、生物多様性も無視、水問題では流域住民の生活よりも工事優先、JR東海にはうんざりです。 |
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