かなる

渓太 キノコ狩り
2004.10.31

渓太 2歳8ヶ月 悠太 1歳2ヶ月

 私は東北地方の山釣りに同行させて貰う際、大先輩方に教えて頂いてキノコ採りを嗜み始めた。当然、地元の山でもおっかなびっくりキノコを採ってはその都度,
「これは何て言うキノコですか?」「食べられますか?」と名人に問い合せをして,食卓に登場させている。

渓太は来年の2月で3歳になる。
オヤジの遊びに興味があるらしく、必然的に魚やキノコには興味を持つようになる。それもそのはず。オヤジは魚を「トト」と教えた事は一度もない。全て「固体名」で教えるのだから、子どもも大変である。

 さすがにキノコはオヤジも知らないので「キノコ」であるが、天然ナメコの味噌汁はもちろん、スーパーで売っているエノキ茸を入れた味噌汁も長男は大好きになっていた。
「キノコ美味しいねぇ」と渓太が言うとオヤジも嬉しいのである。
この頃、普通の食事を食べるようになった悠太もキノコを喜んで口にする。

 そんな折、地元の釣友である「みっちゃん」のお父さんが持っている山でキノコを作っており、時期が来たから取りに行こうと、子どもと一緒に出掛けたのである。

 とは言え、この(2004年)秋、最近の登山ブームも手伝ってか、スギヒラタケを食べた人が何名か他界された。過食したのか、体の調子が悪かったのか?はたまた今年の夏は例年にない10個という台風上陸の異常なまでの多さ&大雨という異常気象がスギヒラタケの生態に変化をもたらした結果なのか?原因は分からない。
大学の研究結果まで発表される事態となった。


スギヒラタケ自体に毒性 マウス実験で確認

 急性脳炎・脳症を引き起こす可能性が問題となっているスギヒラタケが、マウスに対して致死性の毒性をもっていることが28日までに、静岡大農学部の河岸洋和教授(天然物化学)らのグループの研究で分かった。29日午後、厚生労働省の研究班の会合で報告する。
 人体への影響や毒性物質が特定されたわけではないが、キノコ自体になんらかの毒性が含まれている疑いが出てきた。
 河岸教授らは、多数の患者が発症している甲信越地方のスギヒラタケを採取。マウスに与える実験を重ねたところ、「水に溶け、熱に強い高分子」の成分が、マウスに対して強い毒性をもつことが判明した。河岸教授は「環境の変化で、今年のスギヒラタケが急に強い毒性をもった可能性が考えられる」としている。今後、原因物質の特定を急ぐ。
 厚労省の集計では、19日までの発症者は59人。うち死亡者は17人。
(共同通信) - 11月29日1時44分更新

急性脳症 日本海側産スギヒラタケに強毒性 多雨の影響?
食用キノコのスギヒラタケを食べた腎障害の患者らが急性脳症を発症した問題で、キノコの毒性には地域差があり、日本海側産の方が強いと見られることが高崎健康福祉大の江口文陽教授(栄養学)の動物実験で分かった。理由は分かっていないが、日本海側に発症例が集中した状況と一致する。日本海側産から抽出した成分の経口投与で腎不全ラットが死ぬことも初めて確認した。
 江口教授は今年10〜11月、日本海側の山形、新潟、京都と、日本海に面していない長野、群馬、三重の各府県でスギヒラタケを採取した。煮沸して成分を抽出し、それぞれマウス5匹の腹部に注射した。
 日本海側産の成分を投与したマウスはまぶたの震えなどを起こし、14時間後にはすべて死んだ。何らかの成分が中枢神経に作用したとみられる。一方、日本海産以外の成分を投与したマウスは一匹も死ななかった。
 また、人為的に腎不全にしたラットに京都産の成分を経口投与する実験では5匹すべてが死んだが、群馬産では死ななかった。投与量は人間が一度に食べる平均量の約6倍に相当する量だった。
 日本海側のスギヒラタケは水分含有量が95〜96%あったが、他地域産は92%で平年並みだった。
 江口教授は「キノコは水分含有量の違いで成分が変化することがある。日本海側産は今年、雨が多く、毒性を持つ変異が起きた可能性もある」と話している。【江口一】
(毎日新聞) - 12月15日17時29分更新

キノコだねぇ・・・

はるな姫「私も採るの?」

何じゃこりゃぁ!ヌルヌルしてるじゃん

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